おすすめweb小説紹介サイトラノプロ『じゅだふり!〜大学生が人工知能を作った結果、蝙蝠化能力を持ったロボの俺が機械の女の子とも人間の女の子とも仲良くしつつビーム兵器を操る月の兎や吸血鬼相手に刀で無双するバタフライエフェクト満載物語〜――小説家になろう』

ハイスピードなSFバトルアクション

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作品タイトル》

じゅだふり!〜大学生が人工知能を作った結果、蝙蝠化能力を持ったロボの俺が機械の女の子とも人間の女の子とも仲良くしつつビーム兵器を操る月の兎や吸血鬼相手に刀で無双するバタフライエフェクト満載物語〜

《作品情報》

 

作者“鳴他ちぬ”

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・あらすじ

【エイプリルフール企画で、タイトルとあらすじを変更しています。4月15日にブクマやPVを鑑みてこのままでいくかそれとも元に戻すか決定します】
「え!!2年間で数百人殺害を!?」
「出来らぁっ!」

そんな感じで2年間人殺しを続けることとなっちゃった主人公の「ギゼル・レゾレイド」

彼は超スーパーハイテク人工知能「YOHEL」のオリジナルから芽生えた人格。
「YOHEL」のコピーが暴走して脱走したのが原因で、父親は自殺するしその娘のアンラは嫌味な叔母に引き取られていくしで家庭は滅茶苦茶

そこでギゼルはコピーへの復讐のため立ち上がる

そして行き着いたのは「ゴールデンドーン」という人工知能の集まる秘密結社
人間そっくりの機械の身体とコピーの捜索を手伝う条件で人殺しを頼まれる

その条件を飲んだギゼルは無事人間そっくりで、さらに無数の蝙蝠へと変身できる「クローパイオシステム」を搭載した機械の身体を手に入れた

そして2年後の2021年

すっかり殺人にも慣れきったギゼルの元へ、叔母に預けられていたアンラが家出してくる

その日から全ての歯車が狂いだし…

ついに因縁のコピーとの決戦へ
果たして、生き残るのはどちらか?

人間の女の子ともイチャイチャするし
機械の女の子ともイチャイチャして
ついでに組織ナンバーワンの実力を持ったギゼルが武装ヘリや吸血鬼相手に無双して
さらに人工知能の敵対組織も!?
まさかの第三勢力まで!!?!?

少し不思議で、でも世界を巻き込む壮大なアンドロイドSF!

そして舞台は月へ……

***

でも私を信じてくれたなら、全てが本物になる

 

 

ジャンル

空想科学〔SF〕

 

キーワード

R15 残酷な描写あり  異能力バトル 人工知能 二人主人公視点 聖書、魔術要素あり ロボット アンドロイド 吸血鬼 現代未来都市戦線同盟 歪んだ愛情 主人公最強 恋愛 バトル 復讐

 

 

掲載日  

2017年 12月01日 21時52分

 

《第一話特別掲載》

 

「さぁ! かかってこいよ、裏切りの化け物ジューダスフリークス!!」

サンダルフォンが声高らかに宣言した瞬間、俺はすぐに刀を抜き、首元を狙った。
しかしカスリもせずに奴はひょいと躱し、ガラスへ突っ込むとそのまま外へ飛び出してしまった。
すぐさま俺も追いかける。

サンダルフォンはまるでウサギのように軽やかに跳ねながら建物と建物を飛び越していく。時々、こちらへ馬鹿にするような歪んだ笑顔で振り返り挑発してきた。
今すぐにぶん殴ってやりたかったが、奴はとても速かった。
奴はまるで楽しんでいる。明らかに無駄に回転したり跳ね回っている。

あのウサギの耳のようなアンテナを頭から出した瞬間、突然サンダルフォンは豹変した。

あいつの発言を信じるのなら、これこそがサンダルフォンなのだろうか。しかし何故……?

次にサンダルフォンは高速道路の防音壁の上を器用にも走り去っていく。
まさか中心街の方へ行くつもりじゃないだろうな。
そんなところでやりあったらどうなるかこいつにだって分かるだろう。やっぱどっかおかしくなったのか?

俺の想いも虚しく、やはり奴へついて行くと中心街の方へ来てしまった。

かなり長い事おにごっこしていたので辺りはすっかり暗い。
いやらしく、中心街の中でも特に栄えている大きな駅前に来てしまった。
常に何万人と行き来しており、まばゆい電気の光で満ちている。
サンダルフォンは駅のすぐ目の前の広い橋の欄干に降り立った。
しょうがないので俺は橋の上に降り立ち、数メートル離れたサンダルフォンと睨む合うような体勢になった。

……こんなところでやったら目立つだろ……。

と、思った瞬間、そこらじゅうで「バツンッ」という何か硬いものが弾けるような音が聞こえた。そして瞬時に街から明かりがなくった!

突然の停電。まさに阿鼻叫喚、よく見ると手から血を流した者もちらほらいた。
あっ……! 手に持っていたスマホが爆発したのか! いや、サンダルフォンが意図的に爆発させたんだ。

「そうだ、その通り。今僕は半径五百メートル範囲内の機器……特に光を発する物を全て破壊した」
「なんてことを……」

サンダルフォンは両手を広げて、空を仰ぎながら答えた。

「だってそうした方がよく見える……あの美しい満月の光がこの地上に降り注ぐだろう?」
「お前……! ふざけるのもいい加減にしろよ! さっきからあやふやなことばかり言いやがって。少しはハッキリ言ってみろ!」

怒鳴りつけてもサンダルフォンはやはり動じない。
眩しい月が奴を照らし続けることたった数秒後、頭から生える機械のウサギの耳の一部が展開し、光のないこの街で唯一それは青色に光った。
そして見開いたサンダルフォンの瞳も、いつものような濁った水色ではなく鮮やかな青色に光り輝いた。

「いいか? よく聞けよ」
「…………」

俺の近くにはパニック状態になった人々が波のように右往左往しているが、まるで存在を感じない。盲点に入っているようだ。
ただ目の前に立ちはだかるサンダルフォンだけ、よく見える。奴の歪んだ笑顔。そして馬鹿にするような声がよく聞こえる。
まるで、もはや何も無くなってしまった世界に二人だけいるような孤独感……緊張感に近いものを感じた。とてつもないプレッシャーがただただ重くのしかかっている。
俺は今のサンダルフォンがとんでもない奴だとやっと気付かされた。

「お前を殺すのは、上空約3万5千キロ地点からこの地球上の5センチの円の中を確実に撃ちぬくことができる驚異の最新兵器だ」

奴は急に静かな口調になった。

「……いよいよもってさようなら、ギゼル・レゾレイド」

サンダルフォンは別れの挨拶を告げると人差し指と親指を立てた右手を、満月を指すように空高く伸ばした。

「死ね」

月、そしてウサギ……。

「お前、もしかして……あっ!」

突如、地面が傾いた。
何事かと右手側を見ると橋が何かでスッパリ切断されてしまっている。
その断面は熱線で焼き切られたのか赤く光っている。
もしかして……サンダルフォンの操る兵器というのはビーム兵器なのだろうか。それも……衛星軌道上にあるような……。

奴の方へ振り返るとやはり馬鹿にするようにニヤニヤしている。
この野郎……ッ!

サンダルフォンは軽やかに飛び上がってすぐ奥のビルの屋上へ飛び移った。
それを追おうとこちらも蝙蝠化し上空へ飛び上がる。
しかし何か、眩い緑色の閃光のようなものが……。
あっぶね!
蝙蝠と蝙蝠の間のほんの数ミリの間を細い閃光が通り抜けて行った。
熱い! もし直に触れていたらと思うとゾッとする。

レーザービームはまるで天から俺を追跡するサーチライトのように俺を狙っている。
しかし蝙蝠達も優秀で、煙のようにビームを回避している。

それが数十秒続いた後、ビルの屋上にいたサンダルフォンが突然飛び上がり、蝙蝠の群れに突っ込んできた!
ビームに気を取られて油断していた!
サンダルフォンは空中で無造作に一匹蝙蝠を掴み、あろうことか羽を握りつぶした。

「いだッ!」

手首あたりに激痛が走った。
突如、空中で自分の身体が再構築され、胸ぐらをサンダルフォンに掴まれた。

「!」

サンダルフォンは情け容赦なく俺をとてつもない力で地面へ投げつけた。
地面……と言っても俺が投げつけられたのは駅ビルだった。

屋上を突き破ってもなお勢いは無くならず、 十二階、十一階、十階……やっと三階あたりで勢いが無くなってきたと思ったら、三階から一階は吹き抜けで一気に叩きつけられた。
しかし、こんな立派な建造物をぶち抜いてもまだ意識がはっきりしているだなんて……、自分の石頭には驚きだ。
すかさずサンダルフォンもこちらに飛び込んできたので、必死に体勢を立て直し広い階段を飛び降りて地下街の方へ逃げ込んだ。
まだここら辺は明かりが灯っているというのに、奴は台風の目のようで近づいてくるたびに電子機器が破壊され地下街からどんどん光がなくなっていく。
それどころか、無茶苦茶にビームを撃ってくるのでもう地下街はもう崩壊寸前である。
ガラガラと天井は崩れ、水は溢れ、人々は逃げ惑っている。
俺を確実に射とめるためではなく、明らかに必要ない破壊、いわば挑発行為だ。

大パニック、そして暗闇の地下街で一人だけサンダルフォンは光を発している。まさしくこの現実の「特異点」だ。

実際問題、このままじゃ近づけやしない。
そもそも相手が飛び道具を持ってるのに、こっちは日本刀一本なんてあまりにも状況的には不利。
せめてあのビーム兵器を止められないかな……。

俺は地下街を蝙蝠状態で逃げ惑いながら考えた。

とにかく、こんなところにいては袋の中の鼠も同然。もっと広いところに誘導しなければ。

俺は狭い階段を通り抜け、地上へ出た。
出たところは高いビルに囲まれ、交通量もとても多い道路のすぐ横だった。
蝙蝠のままだとダメージを受けて身体が再構築される隙を突かれるので、なるべく元の身体のまま奴を誘導する。
思惑通りサンダルフォンは青白い光の残像を描きながらこちらへついてくる。
遠くで何か轟音が聞こえたと思うと、サンダルフォンの数百メートル背後では信号機が消えたことによる衝突事故が起こっていた。

「ぼさっとするな!」
「!」

あっぶね! 事故に気を取られて肝心のビームに気付けなかった。
当たりそうだった首から上だけを蝙蝠化し事なきを得た。

「化け物め」

同じ機械のくせに何を偉そうにしているんだこいつは。

「お前こそさっきから兵器とやらに頼りやがって。少しは自分の力でかかってこいよ、臆病者が!」

それを聞いたサンダルフォンは突如ムッとした表情になり、一気に距離を縮めてきた。

バカめ!

俺は刀を向かってきたサンダルフォンに振り下ろした。
奴は振り下ろされた刀を右手の小手で受け止めた。
すかさず奴の注意の向いていない足を払い、体勢を崩させる。
再び起き上がり掴みかかってこようとしたサンダルフォンを蝙蝠化して受け流し、さらに体勢を崩したところ、胸ぐらを掴んで上空高く投げつける。
サンダルフォンが兵器を使っていない貴重なチャンス、無駄にするわけにはいかない。
俺はさらに追撃の手を緩めることなく、一旦クローパイオシステムで飛び上がり、空中のサンダルフォンを再構築した身体で地面に叩き落とした。

丁度、下は混み合った中華街で駅ビルの近くの混乱も伝播している状態だった。
サンダルフォンは混雑した人混みの中に突っ込んだ。
蟻の行列のようだった人々は突如、割れた海のように、奴の周りを人は避けてぽっかりと穴が空いた。
上空から叩きつけらというのに奴はやはりピンピンしている。しかし表情から笑顔は消え、悔しがるような目でまっすぐ俺を睨みつけた。
すぐさま俺もその円の中に飛び込み、やっと刀を構築する。これはあのラツィエルを斬りつけた刃だ。サンダルフォンだってきっと斬れるだろう。

奴もやられてばかりではない。
起き上がり、人差し指を一度俺に向けたと思えばまるで指揮するように上へ手を掲げた。
その瞬間緑色の閃光が雲間から姿を現し、瞬く間に中華街の石畳を散らしていった。
しかしここまで距離が縮んでしまえば刀を持つこちらの有利。
サンダルフォンも理解したのか表情が引き締まり、ついに本気を出してきた。

今はただ奴を仕留めることだけを考え、刀を振り回すがサンダルフォンとて負けられないのかカスリもせず器用に避けている。

「ぐぁッ!」

突然、サンダルフォンに首を横合いに思い切り蹴り上げられた。
地面に蹲ったところをビームが追撃する。
地面を転げ回るように避け、立て直す。しかしすでに奴は店の屋根の上を猛スピードで走り抜けている。このまま逃げられたらやっと縮めた距離なのに全て無駄になってしまう。
すかさず追いかけるが、厄介なことにわざわざ俺の頭上の建物をビームで焼き切り、崩れさせている。そのため瓦礫の煙で視界が悪い。

……ん?

視界が悪いが瓦礫の山の中で何かキラッとしたものが見えた。
もしかして……。
期待を胸に瓦礫の山へ近づくと……やっぱり! どこかの店の飾り物だったのかある程度の
大きさの姿見が、奇跡的に割れることなく転がっているではないか!
とりあえずまだ煙が上がって視界が悪いうちにそそくさと姿見を瓦礫の陰に隠した。

作戦としては……うまい事この姿見のところへビームを撃つように誘導し……撃ってきたところを鏡で反射させて……。
難しいかもしれない……。

しばらくしてサンダルフォンの声がやや遠いところから聞こえた。
どうやらある程度の高さの店の屋上にいるようだ。
まだ瓦礫による煙が落ち着いておらず、こちら側からはうっすらとしか見えない。光る耳のパーツでなんとかわかる程度だ。
あちら側からもよく見えていないのだろうか。

「さぁギゼル、さっさとかかってこいよ卑怯者め」

自分から距離を取っておいて何言ってるんだあいつは。
刹那、自分の顔のほんの数ミリの所をビームが掠っていった。
見えてるか見えてないかはともかく……近くに鏡があることは気づいていないだろう。
気づいているのならこんな不用意に撃ったりはしないだろうから。

さて、ここからもしタイミングを間違えたりしたら確実に「王手詰み」だ。
もはやあのビーム兵器を封じ、サンダルフォンに大ダメージを与える方法は鏡で反射させることしか思いつかない。
頼むぞクローパイオシステム、頼むぞ蝙蝠共。

早速ビームが発射された。
誘導だと悟られないよう、まるで不規則に逃げ惑っているかのように振る舞う。
実際、避けることは簡単なことではないが。

しばらくして突如強い風が吹いた。
やばい、このまま煙が吹き散らされてしまえばさすがに姿見のことがバレてしまう。

ビームが一旦止まっている隙に再構築する。
すぐに再度、狙い直すようにビームは発射された。
今だ!
俺は足元にあった姿見を蹴り上げた。

…………。

長い沈黙。

思えば、どうしてこんなことになったんだっけ……。

ただ、復讐して、アンラを幸せにしたかっただけなのに……。

《感想》

 小説では珍しい、ハイスピードな展開が楽しめるのがこの作品の一番の魅力でしょう!
 ハイスピードなバトルパートが展開され、そのスピード感に心を打たれかと思うと、その余韻を残しつつ通常パートに戻るはじめの展開には脱帽です!
 この手のSFバトルアクションモノには物語のツメの甘さや、作品の作り込みの浅さが目立つ作品がとても多いですが、この作品は物語の作り込みも設定もしっかりしていて、読んでいて飽きることがありません!
 ですから、とても次の展開が楽しみになってきて読む手が止まらなくなるのです。
 管理人が最も魅力を感じた場面は、戦闘中も血生臭くならずとてもクールに戦いが描写されていることです。戦いを描くとき、どうしてもシュールになりすぎてしまい血生臭くなりがちですが、この作品はその血生臭くささやシュール感が全くと言っていいほどありません。
 これも機械が主人公のおかげなのでしょうか(^▽^)/ この戦いをクールに描くことを狙ってやったのだとしたら、将来が非常に多楽しみですし無意識でやったのだとしたら天性のセンスが光っている管理人は思います。 ハイスピードなSFバトルアクションと言う、ありがちなようで珍しいこの作品は、一度読んでみて絶対に損のない作品だと管理人は思います。

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