【兵法】人生観が変わるかも。兵法についてまとめてみた

【小説に使える】シリーズということで、本日は兵法を紹介していこうとかと思います。

戦記小説や頭脳戦小説、主人公最強小説まで作中で戦争シチュエーションを使用するジャンルはかなり幅広いかと思います。そんな時、兵法を知っていればすればストーリーをスムーズに、かつ、ドラマチックに展開できるのではないでしょうか。

 

兵法特集

 

兵法ってなに?

簡単に言えば古代の戦争で使われた戦闘に関する学問のことです。おもに中国で発展しており、孫子の兵法や呉子などが有名どころです。

 

孫子の兵法

これは世界的に見て最も有名な兵法と言っても過言ではないほどその名を広く知られている兵法の一つです。製作者は諸子百家(古代中国の思想家)の代表人物である孫武。
孫子が発表される前まで、中国では戦争とは天候などの事象変動に大きく左右され、その勝敗は運が分けるものとだと信じられていました。その常識を打ち破ったのがこの書物であったというわけです。
孫武は戦史の中から勝因と敗因をそれぞれ見つけだし、戦争を論理化することに成功しました。
孫子は戦略や政略に特化して記してあったため、春秋戦国時代後でも近代戦にまで応用することができました。

呉子

呉子は兵隊の配列の仕方や地形ごとの戦い方などが細かく記されている兵法書です。
主人公呉起を中心に物語が進んでいく物語形式の兵法書となっているのですがその明確な作者はいまだに不明とされいます。
春秋戦国時代には孫子と並んで高い評価を受けてきましたが、孫子の兵法とは違いそれほど大きな影響を世に与えることはできませんでした。先ほど述べましたように呉子は戦い方を重視して記されているため兵器が大きく変化した春秋戦国時代以降には対応することができなかったからです。

 

 

【孫子】の名言

兵とは国家の大事なり

孫子曰く、兵とは国家の大事なり、死生の地、存亡の道、察せざるべからざるなり。

(孫子はいう。戦争とは国家の大事である。国家の死活が決まるところで、国家の存亡の分かれ道であるから、よくよく熟慮せねばならぬ。)

引用:新訂『孫子』(岩波文庫)

 

これは孫子の兵法第一章の冒頭に出てくる一節です。いわば孫子が伝えたいことの中でもトップレベルに大切なことということでございます。
戦争は国同士で行う場合、勝とうが負けようが例外ないなく大きな損失を受けることになります。ゆえに戦わずして勝利することが一番の適作ということです。
どこぞのライトノベルの主人公が似たようなことを言っていましたね(笑)

 

国を全うするを上となし、国を破るは之に次ぐ

凡そ用兵の法は、国を全うするを上となし、国を破るはこれに次ぐ。

(およそ戦争の原則としては、敵国を傷つけずにそのままで降伏させるのが上策で、敵国を打ち破って屈服させるのはそれに劣る。)

引用:新訂『孫子』(岩波文庫)

これも『兵とは国家の大事なり』と似た意味を持っています。戦争は百回戦って百回勝利した方がよさそうだが孫子はそれを看破し否定しました。孫子曰戦争は百戦錬磨で勝利するよりも戦わずして勝つ方が有能なんだそうです。

 

凡そ戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ

凡そ戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ。

(およそ戦闘というものは、定石通りの正法で敵と会戦し、情況の変化に適応した奇法でうち勝つのである。)

引用:新訂『孫子』(岩波文庫)

 

これは革命派の皆さんにぜひともお伝えしたい言葉ですね(笑) この言葉を簡単に置き換えると戦いとは序盤こそ敵と正々堂々対峙するべきだが、後半は奇策を尽くして戦うべきという意味になります。

現代の会社やYouTuberなどを見ていると新しいことばかりに挑戦しようとして結果を出せていない方々が多くいると思います。しかし孫子曰くそれは愚行であり、周りがすでに行っているから意味のない行動なのではなく意味があるからみんなやっている行動なわけでありまして、ある程度はセオリーに基づいて行っていくのが一番の適作ということですね。とはいえ、最初から最後までみんな周りのまねごとをしているのでは結果は出てきません。プラスアルファでなにかしらの奇策を用意しなければいけないということです。

 

是の故に勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝を求む

是の故に勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝を求む。

(勝利の軍は開戦前にまず勝利を得てそれから戦争をしようとするが、敗軍はまず戦争を始めてからあとで勝利を求めるものである。)

引用:新訂『孫子』(岩波文庫)

 

この明言は「勝てる相手と以外戦うな」という意味です。いざ戦争を行うことになれば戦わないことが一番の得策ではありますが、どうしても戦わなければいけない時もありますよね。そんな時に勝てればいいのですが、百戦百戦で百パーセント負けることのない軍隊は世の中に存在しませんからできる限り勝てる可能性の高い相手を倒す、ということです。例えば、自分よりもはるかに体格の大きい人間にに何の技も、武器もなく戦いを挑むのはあまりに無謀な行為ですよね。

 

智将は務めて敵に食む

智将は務めて敵に食(は)む。

(智将は出来るだけ敵の食糧を奪って食べるようにする。)

引用:新訂『孫子』(岩波文庫)

果たして戦いとは相手と対峙し潰しあう行為だけのことを言うでしょうか。『智将は務めて敵に食む』この言葉は戦争の形そのものを全面的に否定した言葉です。人間は群れる生物です。人が社会的な動物である理由はそのほうが生きやすいからですよね。これは戦争にも同じことが言えまして他国を利用することも一つの手段で、また他国とwinwinの関係になることも
よい手段であるという意味を持っています。マーケティングにおいても協力関係になったほうがお互いの利益を上げやすいことやライバル会社への勝率が増えることはよくあることがだと思います。

 

感想

今回は孫子の兵法にスポットを当ててこの記事を書いてみました。自分が尊敬する人物は孫子の兵法についてたくさんの知識を有していまして、それに比例するようにとても広い心を持っています。それは孫子という人生の生き方を持っているからであったのではないかと孫子について調べていくうちに思ってしまうのです。というか、実際のところそうなのでしょう。

こうまとめてみるとアニメなんかでも同じようなことを言っている主人公はたくさんいましたよね。

皆さんもこれを機に孫子兵法について調べてみるのはどうでしょうか。

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【兵法】人生観が変わるかも。兵法についてまとめてみた” に対して1件のコメントがあります。

  1. みさご より:

    春秋戦国時代の書は高レベルすぎてビックリしますね^^;
    紀元前でこれとは恐れ入ります
    クラウゼヴィッツの戦争論も近代兵器に合わせてますが
    共通部分も多くいし
    どちらにしろ意見をするのは恐れ多い
    ただ、悲しいのは戦時中の技術発展早い事かな
    人間は悲しい生き物です

    1. nushi より:

      戦時中の技術発展はどの時代においてもすさまじく早いですよね( ;∀;)
      これって本当にジレンマですよねー。戦争がなければ技術的な発展は世界規模でかなり遅れてしまいますが、戦争によってたくさんの死者が出てしまう以上、倫理的にも道徳的にも戦争はなくなることが一番良いですよね。

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