【小説の書き方】意外と知らない! 執筆練習方法まとめ
【小説に使えるシリーズ】ということでこの記事では小説の練習方法についてまとめていこうかと思います。
この記事を読んでいる皆さんの多くは小説のスキルアップを目指しているかと思いますが、その方法をご存知でしょうか。かく言う管理人も昔調べてみるまでは練習法なんてほとんど頭に入っていませんでした。
今日紹介するものは有名なものからそうでないものまで様々ですが、皆さんの執筆活動に少しでも役立てていただけたら幸いです。
執筆練習方法
ショートストーリー
この練習方法はその名の通り短い小説を書きあげる方法です。
メリット
- 実際の小説のようにキャラクターの個性、物語の構成ともに考えなくてはいけないうえ、人物の動きや柱書も立てなくてはいけないため小説を書くにあたっての初動の練習を効率よく行うことができます。
- 長編だろうが短編だろうが小説一本を書き上げる行為はかなりの忍耐力を必要としてます。この練習は短い小説を書き上げるという仕様上一つの小説を完結させることができるため、小説を完成させることになれることができます。
デメリット
- 超ショートな小説しか書くことができないため、描写の練習ができません。
模写
単行本などの完成した小説をそのまま書き写す練習方法です。
メリット
- 何故この小説が面白いのかなど自分でその小説を隅々まで研究することができます。
- 高い実力を持った作者様からその技法をまねることができるようになります。
- 普段は読み飛ばしてしまうような細かな描写まで学習することができます。
デメリット
- 基にする小説が単行本だった場合、常にページを開き続ける必要があるためなかなか作業が進みません(笑)
- 大量の時間を必要とします。
- 面倒くさいです。
PR小説
PRはPublic Relationsの略で組織と組織を仲良くするという意味を持っています。そのため、この小説では批判的な意見などは一切書いてはいけません。やり方としては「うまい棒がメインの掌編小説を書いてくれィ!」という意見に対して、出された意見の通りに小説を書いていきます。この場合うまい棒と仲の良い関係にならなければいけないのでうまい棒の批判を書いてはいけないのはもちろんより多くの人にうまい棒の存在を知らしめるために面白い小説を書かんくてはいけません。紹介文とは少し違いますが、その作品の良い点をしっかりと見極める必要があります。
メリット
- うまい棒(例え)について考えながら書かなくてはいけないため、読者が求めているものを書く想定になります。
- そのものの要点をつかむ能力が上がっていきます。
デメリット
- 一人ではやりずらいです。
書き出し小説
その名の通り決められた書き出しから小説を書いていく方法です。
例えば、「腹減ったー」から小説を書きだすことになったらその書き出しに合わせてストーリーを考え、構成を作成していかなくてはいけません。
メリット
- 作者の実力が比べやすくなります。
- 一つの書き出しに合わせて小説を書いていくため、一種の縛りが生まれてきます。その縛りの中で小説を書いていく技術は構成作成能力向上につながります。
デメリット
- 設定する言葉によって難易度がかなり変わってきます。
- ベテランの方がいないと文字数設定がしにくいです。
出会ったものを描写していく
これは日常的に描写の練習をしていく方法です。
私たちは毎日たくさんの道具を目にしながら生きています。なにかしらの道具に出くわすたびにそれを現す描写を頭の中で組み立てていくことがこの小説の練習方法です。
メリット
- 時間の短縮になります。
- 執筆道具を使用しないため、いつでもどこでも練習を始められます。
- 効果がわかりにくいかもしれないです。
- この練習方法には多少なりとも集中力が必要になります。正直管理人的にはいつでもどこでも練習できる方法というわけではないと思っています。
翻訳作業
- 日本語は他国の言語と比べて少し特殊なため、直訳で訳すことが基本的にできません。そのため、どのような言葉を当てはめればよいのか話の流れによって判断するのですが、その技術によって創造力を鍛えることができます。
- 世界的に評価された作品からストーリー構成を学ぶことができます。
- 管理人が実際にこの練習法を試したときには原文を手に入れるのがとても大変でした。
- 大量の時間を必要とする場合があります。
ノベライズ手法
- 描写などが的確に指示された作品を小説に置き換えることになるため、どこまでもとに起きかえる必要があるのかを学ぶことができます。
- これも時間が必要になります。
- 面倒くさいです。
二次創作
- オリジナリティを付け加える必要があるため、プロット作成の技術が上がります。
- 元のキャラクターを崩してはいけないため構成能力が上がります。
- 常に完成したものをさらに完成度の高いものにする方法を考えるため、創造力と思考力が上がります。
- 完成度がわかりにくいです。
感想
いろいろまとめてみると、意外と管理人自身も種類を知らず有名なものばかりになってしまいました。
ほかにも小説練習法を知っているという方はコメント欄までお願いしますm(__)m