『滝夜叉姫と真緋(あけ)の怪談草紙』おすすめweb小説紹介サイトラノプロ

《作品タイトル》

滝夜叉姫と真緋(あけ)の怪談草紙

《作品情報》

作者“名無し

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あらすじ

生命線であるアルバイトをクビにされ、意気消沈の近藤光流。失意の彼が街を彷徨っていると――同じアルバイト先で働いている女子高生を見つける。

いつも張り付けた様に無表情で他人を何処か見下した様な態度から『鉄女』や『鉄仮面』、『鉄面皮』や『生意気女』と揶揄されていた彼女が、今はまるで恋人にでも会いに行く様なとても楽しそうな微笑みを浮かべていた。好奇心に負けた光流は、彼女の後を連いて行ってしまう。
そんな光流に気付かず彼女が行き着いた場所は、恋人が待つ豪奢なフレンチのレストラン……などではなく、なんと、墓所?!

「ああ、見ちゃったんですね。仕方ない。でも、丁度良かったです。下僕を探していたので」
無表情で、てっきり他人になんて興味がないと思っていた彼女が実は暴君女王様?!
しかも――ツイてないのに憑いてる?!

鏡の様に散らばる異世界と八百万の神々を巡る、クビから始まるオカルティックファンタジー!

ジャンル

ローファンタジー〔ファンタジー〕

キーワード

残酷な描写あり 異世界転移  悪役令嬢 日常 青春 異能力バトル 冒険 ラブコメ ファンタジー ハーレム シリアス 異世界 転生 魔法 恋愛 メゾン文庫大賞

掲載日  

2017年 01月04日 20時09分

 

《第一話特別掲載》

ーー目の前に在る『現実』が『真実』であると果たして誰が決めたのだろう。

目の前に存在するー目に視えるモノだけが現実であるならば、目には視えない『人の気持ち』や『贈られた言葉』・『描いた夢』・『抱いた希望』は、全て、虚像ー『嘘』になってしまうのだろうか。

そしてーーもしも、今、僕の目の前にいる『君』と『僕』の見ているモノが違うとしたなら、果たしてそれは、どちらが真実でどちらが虚像うそなのか。

或いは

今、君の目の前にいるこの『僕』という存在は実は虚像で、本当は僕という人間すらこの世に存在していないのではないかーー。

では、もし、そうだとするならば、人間は、何を以て『現実』を『真実』とし、何を以てその瞳には映らないモノを『虚像』としているのか。

君には、答えることが出来るだろうかーー?

そしてーーーーもしも

もしも、本来目には視えない筈の世界が・・・その住人達が、君の目の前にその姿を現したなら・・・果たして、君は彼らを『現実』であり『真実』として受け入れることが出来るのだろうかーー?

            前口上

ーー古来より、本来『人間』・・・『日の本の民』は全ての民が等しく『目には視えない者達』を『知覚』する力を持っていた。

彼らは何処までも晴れ渡った鮮やかな蒼空の向こうに『高天原かみのくに』を見、野に咲く・・ともすれば見落としてしまいそうな小さな一輪の花にも御魂を感じ、真夏の薄暮・・殴り付ける様に激しく降りつける雨粒と、同時に轟く雷鳴の中に神の怒りを聞き。

或る者はその感動を和歌うたにしたため、また或る者はその恐怖を畏敬を込めて草紙ものがたりに託し、ときには御霊を鎮める為の祭を行い、量りきれない程の友愛と、それと同時に言葉に現せない程の畏怖を抱きながら、我々日の本の先達達は、『目には見えない世界の住人達』と生きてきた。

生きとし生けるモノ・・・それは有機・無機を問わず。

形在るモノ全てに、古代の民達は魂魄たましいを見出だし、名を付け、折り合って生きてきたのだ。

しかしーー何時からだろうか。

この日本が・・いや、地上の全てが、人間だけの占有地ものになってしまったのは。

昔人達が恐怖と同時に畏敬の念を抱いた宵の闇は今や、真夜中でも消えない電気の白い光に塗り潰され、古代の旅人達が疲れと共に神に見える僅な期待を胸に灯して踏み締めた、八百万の神々の社へと続く道程は固く冷たいコンクリートに覆われ。

地上がより便利に、快適に、人間にとって暮らしやすくなる一方で、『目には見えない世界の住人達』の事は遥か歴史の彼方・・・遠い過去の記憶、昔の遺物として、忘れ去られ、或いは蔑ろにされてきた。

まるで、もう、この地上の何処にも『彼ら』の存在出来る安息の場所は有り得ないかの様に・・・・・。

だが・・・色とりどりのネオンサインがまたたく都会の夜の奥の奥ーー真白に照らす電球の光すら届かないその最奥に。

一筋の光すら射さない深い宵闇の世界が未だ遺っているとしたらーー。

 

《感想》

この小説はチョイスされている語彙が少し難しめです。普通の小説であればこの時点で管理人的減点が入るのですが(←ただの好き嫌い) この小説に限っては少し難しい語彙をチョイスしておくくらいがちょうどいいのです。
それはなぜか、一言でいうのであればそういう世界観だからです。小説も所詮は芸術作品ですから、その表現の在り方は多種多様だということですね。
正直これを素人が書いているというのは驚きました。この豊富すぎるボキャブラリーは一般人の枠を超えています。
管理人的にはあと少しひねって、あえて描写を減らしてみるのもありだと思いましたが、自分の書く小説ははるかに劣ると思いますので口出しはしません(笑)
将来的に非常に楽しみな作者様ですのでご一読お願いしますm(__)m

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