『ソードワルツ  剣の世界の物語 』おすすめweb小説紹介サイトラノプロ

《作品タイトル》

ソードワルツ  剣の世界の物語 

《作品情報》

作者“白鳥 翼

 

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あらすじ

鋼と鉄の教え。そんな時代の物語。ある事から剣王に復讐を誓う少年。成長し剣王打倒を果たそうとするが、叶わず剣王に資質を見出だされ助けられる。やがて様々な経験、恋をし、死んだはずの妹と悪夢の再会を果たす。妹との確執から剣仙の元で修行し剣聖の力に目覚め妹と戦う。悲劇の傷癒えぬ間に紅い月、世界の異変。青年は大賢者に逢い剣帝が実の父親と明かされる。運命は青年に更に過酷な定めをつきつける。果たして結末は!

ジャンル

ハイファンタジー〔ファンタジー〕

キーワード

残酷な描写あり  オリジナル戦記 青春 異能力バトル 冒険 ファンタジー 異世界 恋愛 シリアス 友情と絆 本当の優しさと強さ ネット小説大賞六 魔法

掲載日 

2018年 05月25日 15時39分

《第一話特別掲載》

「ここまでですな」

厳つい顔の老人が声をかける。

「落ちる、この百年王国も……」

亡国の姫スフィアは、薄い蒼の髪を手に取り、先を手に持つ短剣で切り取る。

その髪を老人に託す。

蒼き真珠の姫君と国中から讃えられた姫スフィアは、憔悴した顔で儚く微笑む。

その腕に抱かれた赤子を、老人に差し出す。

悲しみを心の内に秘めながら……。

「後は頼みます。この子を何としても落ち延びさせ、立派な男に育ててください」

赤子の頬にスフィアの涙が一つ零れ落ちる。

(ごめんね……お母様を赦して……)

名残惜しくスフィアは、赤子を老人に託した。

老人はしっかりと赤子を受け取り、答えた。

「違うたが事無く承りました。この老骨一命に代えても無事に殿下を立派な男に育てましょう。では、姫……別れは言いませぬぞ! 生き残ってくだされ!」

そう言い残し老人は、城の隠し通路のある場所へ向かった。

振り返ることはなかった。

そこへ多くの兵が雪崩れ込んでくる。

その兵達を掻き分けとりわけ図体のデカイ男が現れた。獅子の様な金色の髪の男だった。

その手には、血にまみれた大剣を握りしめていた。

「おお、蒼き真珠の姫君よ! やはり噂に違わぬ美しさよな、ここで殺すには惜しい、余の女となれ!」

「グロニア王、そうしたければ私を倒してから好きになさい! 我が剣、その身に刻んでくれましょう! 父上と母上、それに我が夫クルセムの仇!」

グロニア王アグニスは、口を大きく開けて笑った。

「それもよかろう、では見せてくれ、お主の剣を!」

「参る!」

スフィアの俊足の動きに、あっという間にアグニスの一足の間に飛び込んだ。

(殺れる!)

渾身の力を込めた素早いレイピアの一刀がアグニスの肩に食い込む。

(やった!)

スフィアの笑みは、一瞬で凍り付いた。

アグニスは、交わすそぶりも無く、その場に佇んでいた。

そして弱者を嘲る嫌らしい笑みを浮かべた。

「?!」

恐怖。

身体から血の気が引く。

スフィアは、レイピアを引き抜こうとするが全く動かない。

「非力! 余りにも軟弱な剣よ!」

アグニスは、残忍な笑みを浮かべて、易々と身の丈はある大剣を振り上げ下ろした。

「さらばだ、蒼き真珠の君よ!」

(ごめんね、イフラル……)

スヒィアは、毅然とした表情で、己が最後を受け入れた。

我が息子の無事だけを願って。

その日、百年王国ルーンベイルは滅んだ。

時にソードエイジ、二百二年の事であった。

剣の世界の一つの幕が降りた。

《感想》

皆さんはハイファンタジー小説と聞いてどのような作品を思い浮かべるでしょうか。剣と魔法の世界? たいていの人がそのようテンプレ物を思い浮かべるでしょう。
そして、そのようなものを思い浮かべる人々はたいていの場合ハイファンタジーのことが嫌いではないはずです。
この小説は皆さんが思い浮かべるようなハイファンタジー、いわゆるテンプレに沿って作られた作品です。
文章はまだまだ未熟でテンポを崩してはいますが、豊富なボキャブラリーを生かして作品の設定をうまいこと伝えることができているかと思います。
うまく設定を伝えられてるからこそしっかりとした時代背景を作り上げるができていますので皆さんぜひとも読んでみてください(^▽^)/

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