【小説の書き方】好きな人称設定を155人にアンケート! 小説の視点まとめ
【小説の書き方】シリーズということで、今回は人称設定について話していこうかと思います(^▽^)/
皆さんそれぞれが書きやすい人称設定を持っているのではないでしょうか。
「まだ小説を書き始めたばかりで人称設定なんてわからない!」
なんてかたでも無意識のうちに得意の人称設定を身に着けているはずです。
どういうことか? それはこの記事を読んでいただければわかるかと思いますよ(^▽^)/
人称とは
人称、つまりは視点のことですね。
皆さんはFPSゲームやTPSゲームなどをプレイするでしょうか。
管理人はここ最近のFPSブームに流されてにわか知識を少しずつ身に着けているという感じです(笑)
FPSゲームとTPSゲームの一番の違いはその視点にあります。
FPS視点だとその視点はアバターの目玉になり、TPS視点の場合は第三者視点となるのです。
小説でも同じことが言え、小説の人称設定もどこに視点を置いて話を進めるのかというだけの話です。
人称設定はなぜ重要?
では、どうして人称設定が重要になってくるのか。
理由はとても簡単で周りがみんなやっているからです。
そもそもの話、人称設定をしっかりと行わなければしっかりとした小説は完成しません。
人称設定を行わない小説は誰が語り部なのか、そもそも語り部は必要なのかを把握できていないと誰が何を感じ取ったのかが全くわからないカオスな小説が出来上がってしまいます。
そうならないためにも一種の基準となる視点を決めておかなくてはいかないのです。
視点の種類
一人称視点
これは主人公目線で物語がすすめられていくスタイルです。
主人公(登場人物)自身が語り部となるため感情表現がしやすいうえ良いテンポを作りやすいのが特徴となります。
現実世界を舞台にした小説では使いやすいと思いますが、主人公が感じ取ったものしか描写することができないため異世界物を書く際は注意が必要です。
メリット
- 感情表現(心理描写)がしやすい。
- 登場人物の口調がそのまま地の文になる。
- 風景描写があまりできない。
- 視点主の気にとまったものしか描写をすることが許されない。
- 状況の説明がしにくい。
三人称視点
三人称視点とは一人称視点とは対極的なもので第三者目線で物語が進行されていくスタイルのことを言います。
☆完全客観型
これの通称は三人称神視点です。
いきなりとんでもない通称が飛びでてきましたが、つまるところ、神のように誰にも肩入れをしない傍観者なかたり部が物語を進行させていくスタイルです。
かたり部が完全に傍観者であるため、登場人物が何を考えているのかにはあいまいな答えしかだすことができません。
メリット
- 物語の状況を伝えやすい。
- 風景を伝えやすい。
- 世界観を構築しやすい。
デメリット
- 登場人物の考えていることが全く読めない。
- 心理描写ができない
☆多元視点型
多元視点型も同じく三人称神視点なのですが、こちらの神は完全客観型よりも強い力を持っています。
いうならばゲームマスターですね。
作品内の世界に知らないことが何一つないため、好きなタイミングで好きな登場人物の心理描写を行うことができます。
メリット
- 基本的に描写できないものがない。
デメリット
- 視点があいまいになりやすい。
人気な視点は何?
“155人にアンケートしてみた!”
そういえば(^▽^)/ 皆さんは好きな人称設定とかってありますか?(#^.^#) 標がたくさん集まったら記事にさせていただくかもですm(__)m
— バミトントン@おすすめweb小説紹介サイト運営 (@ranopuro) 2018年7月1日
↑は自分がツイッターで行った好きな人称設定アンケートです。
どうやら思っていた以上に気にしない方が多いみたいですね(o^―^o)ニコ
読者側が気にしないのでしたら書きやすい人称設定で書くことが一番と言えるでしょう。
感想
今回は小説の視点についてまとめていきましたが、いかがだったでしょうか。
まだまだ小説を書き始めたばかりだという方々が少しでも人称設定について理解していただけたのなら幸いです(^▽^)/
それからツイッターのアンケートに協力してくださった皆さん、貴重な時間を割いてまで一票を入れていただき本当にありがとうございました(o^―^o)ニコ
中には意見まで書き込んでくださった方もいてとても充実したツイートになったのではないかと思っておりますm(__)m
これからもこのようなアンケートツイートは定期的に行っていくつもりなので参加していただける嬉しいです(^▽^)/