『鳥カゴからのゼロ通知――小説家になろう』おすすめweb小説紹介サイトラノプロ

《作品タイトル》

鳥カゴからのゼロ通知

《作品情報》

作者“夜空アリス”

作者のマイページ

作者のツイッター

 

あらすじ

夏休み前日、学校帰りに突如として異世界へと招かれた少年――天津創(あまつはじめ)。

右も左も分からず、手探りを入れながら過ごす日々の中で目の当たりにする残酷な情景。そして、理不尽にも与えられた謎の『能力』。

これは、そんな悲劇の主人公が織り成す、血塗られた物語――。

ジャンル

ハイファンタジー〔ファンタジー〕

キーワード

残酷な描写あり 異世界転移  悲恋 スクールラブ 日常 異能力バトル シリアス 鳥籠 通知 魔法 悲劇 HJ大賞2018 OVL大賞5

掲載日  

2017年 07月14日 01時15分

 

《第一話特別掲載》

「――本当に、よろしいのですか?」

「―――――」

 とある教会でシスターらしき女性と少年が話をしていた。

「でもそれは、あたなが死ぬことと同義なのですよ?」

 少年の体は全身血まみれになっていた。それでも少年はシスターの問いかけに笑顔で答える。

「彼は自分の力に自覚することが出来ず、混乱してしまうかもしれません。それに、彼にはそれ以外の力がありません。それではとても危険です!」

 そのシスターは必死に彼を説得する。それでもその少年は自分の意思を一切曲げなかった。

「……いけません! それではあなたの理性が失われてしまいます! それに彼だって、辛い思いをするはずです!」

「―――――」

「徐々になじませるって、その後貴方はどうなるのです?」

「―――――」

「……ッ! ……貴方の、大切な人はどうするのですか?」

 シスターの目から涙が零れる。どんなに説得しても変えられることが出来ない未来に。

「……分かりました。貴方が言うもう一つの可能性に、私も賭けてみます」

 少年はシスターにお礼を言った。全身の怪我は激しく、今にも倒れてもおかしくない状態だった。

「……また、貴方に会えることを信じています」

 シスターが少年に手をかざす。すると、たちまち少年の体が白く光り始める。

「――待って!」

 協会の扉が勢いよく開いた。扉を開けたのは、服がボロボロになった少女だった。その少女が少年に駆けて行く。

「……何で……何でいつも私に黙って行っちゃうのよ! どうでもいいことは言って、大事なことは絶対私に言わない! いっつも私に何かを隠そうとする! ……ねぇ……何で……何でなのよ……」

 その少女もポロポロと涙を流す。地面に涙が落ちるその刹那、少年を包む光によってその涙がキラキラと光る。

「―――――」

「……ッ! ……あ、ああ……ああ……」

 その少年の言葉に少女の涙が止まらない。少年を包む光が一層輝きを増し、少年が見えなくなっていく。それを感じて少女は震えながら少年に手を伸ばす。

 少年が完全に光に包まれる瞬間、少年の最後の言葉が少女の耳に届く。

「……ありがとう」

 少年を包んでいた光が弾け、教会が白い光に包まれた。

 余りの眩しさに目を瞑っていた少女だが、光が落ち着き目を開けてみると、そこには少年の姿は無くなっていた。

少女が伸ばしたその手は、少年に届くことはなかった――。

 

《感想》

皆さんはハイファンタジー小説が好きでしょうか。

管理人は大好きです! 別にハイファンタジーものばかり読んでいるわけではないですが、基本的にジャンルの中ではかなり上位で好きですね。

ですが、最近の小説家になろうでハイファンタジー作品を検索すると異世界転生ものばかり上位表示されてしまいます。

この小説はそんな皆さんにとってメシアのような小説になると思いますよ(^▽^)/

一応明言しておきますが、この小説は異世界転生小説です。

ですが、その切り口が毎度独特で作者の深い思考を感じ取ることのできる作品でした。

現実世界と交差する異世界ストーリー。管理人的に良い作品だと思いました(^▽^)/

少し登場人物描写が少し得意ではないみたいですが、ぜひご一読お願いします( ^)o(^ )

 

管理者のツイッター
バミトントン 管理者のツイキャス
バミトントン ツイキャスでは時に小説関係のお話を。時にくだらない羽目外しな企画を行っていきます。

プッシュ通知を

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です