神の領域。SF小説とゲノム編集!?
【小説に使える】シリーズということで、今回はゲノム編成についての話をしていこうかと思います(^▽^)/
この記事を読んでくださっている皆さんの中にはこれからSF小説を書きたい! でも何のネタも思いつかない! という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな方々のための小説ネタ出し専用記事となっております( ^)o(^ )
SF小説は二種類ある!?
SF小説と聞いて皆さんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか。
シュタインズ・ゲートのようなストーリーですか? それとも魔法科高校の劣等生のような何でもありの超現実ですか?
正直どちらでも構わないかと思います。
というのもSFはサイエンスフィクションとサイエンスファンタジー、二つの略であるからです。
ファンタジー小説の詳しい分類については下のサイトに詳しくまとめさせていただきました(o^―^o)ニコ
↓
【必見!】ファンタジーはまだまだ分類できる!? ファンタジーサブジャンル複数紹介
最近話題?
ゲノム編集を小説へ
昔こそ近未来の技術と言われ続けてきたものの、ここ最近遂に完成した科学技術ゲノム編集技術。
アニメギルティクランなどでもおなじみですよね。
ギルティクラウンではゲノムを利用してとんでもないものを作り上げたりしていますが、当然あそこまでの超常的なことはできません(笑)
あそこまではできなくともゲノム編成は神の技術とも呼ばれている飛んでもない技術ですので、サイエンスファンタジーからサイエンスフィクションまで様々なストーリーに織り交ぜることができるかと思います。
ゲノムって何?
簡単にひとことで表すと遺伝子全体の情報のことです。
遺伝子は自らの子供に自分の要素を伝えるDNAの一部のことを言います。
そして、遺伝子の英語名は(gene)です。
さらに、遺伝子が含まれているDNAは染色体に含まれています。
染色体の英語訳は(chromosome)となり、gene+choromosome=ゲノム(genome)となるわけです。
ゲノム編集って?
これも簡単に言ってしまえば遺伝子操作です。
ヌクレアーゼ(DNAを分解する物質)を巧みに利用して遺伝子を思うがままに再編成させます。
そうすることによって本来ならその生物が持たないはずの能力を植え付けることができるのです。
まだまだ研究段階の技術ではありますが、すでにほとんどが完成していて人間相手のしようも可能なんだとか。
神の領域
従来の遺伝子工学で行われていた遺伝子組み換えの技術ではどこのDNAが変化するのかをピンポイントで把握することができませんでした。
しかし、2013年にクリスパー/キャス9という技術が開発されゲノム編集技術は急速に復旧していきました。
ゲノム編集技術は従来の遺伝子組み換え技術のほとんどの問題点を克服しており非常に効率的です。
そんな技術を人間に使うとどうなるでしょうか。
生まれる前の子供にゲノム編集を行えば理想の子供を作り上げることができます。
それは神の領域と言っても過言ではないのではないでしょうか。
ゲノム編集でできること
肉付きの良い牛
今世界中では人口の増加によって食糧不足に陥りかけています。
しかし、ゲノム編集を施した牛ならば一頭からたくさんの肉を手に入れることができるため、現在急ピッチで開発が進められています。
荒れた環境も育つ植物
食糧難に打ち勝つためには肉だけが大量に確保できてもしかたがありません。
当然野菜の確保も重要になります。
それに世界の主食の多くは植物が占めていることを皆さんはお気づきでしょうか。
米、麦、芋、どれも一応は植物ですよね。
そんな植物が不足すれば世界中で大パニックが起こります。
それを防ぐために行われているのが植物育成地の拡大です。
荒れた環境を整えることは現在の人類にとってかなり困難ですし、多くの自然破壊を起こしてしまいます。
そうならないためにも植物そのものに強くなってもらおうという考えかたです。
デザイナーベイビー作成
これは自らの子供の遺伝子を操作して思い通りの人間を作成しようとすることです。
倫理的な問題はかなりありますが、この技術が完成すれば自分の子供をアスリートにすることもたやすくなることでしょう。
感想
皆さん小説のネタは何か思いつきましたか?
ゲノム編集はSF小説や映画などで古くから使われてきた題材ですので一ひねり、二ひねりしたくらいではまだ足りないかもしれませんね(笑)
今回の記事が少しでも面白いと思ったらブログランキングボタンを押して投票していただけると嬉しいです(^▽^)/
本当に押すだけですのでよろしくお願いしますm(__)m
Web小説ランキング