【マグネットコンテスト優秀賞作品】『ホルマリン漬けの銃弾―マグネット!』リメイク版

※こちらは第一回マグネットコンテスト優秀賞を受賞し
た作品です。
今回紹介しますのは

少し変わった青春を読みたい方におすすめ

ホルマリン漬けの銃弾です。青春の形は人それぞれとはまさにこのことで、誰もが一般的な青春を送っているとは限らないのです。

 

《作品タイトル》

ホルマリン漬けの銃弾挿絵(By みてみん)

《作品情報》

作者“SIRO

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あらすじ

謎の白い少女『掘間リン』の周りで起きる数奇な日常を描いた短編集。 ホルマリンの臭いをまとう彼女の正体とは……? 刺激臭漂う不可思議な一章完結型の現代物ヒューマンドラマ。どうぞご覧ください!   挿絵(By みてみん)

ジャンル

ヒューマンドラマ〔文芸〕 

 

キーワード

 R15 残酷な描写あり  スクールラブ 日常 青春 現代 中学生 転校生 習作 一人称 起承転結  短編集

掲載日 

2017年 04月24日 19時57分

《感想》

 一話だけ見るともう見飽きてきた学園もののようですが、どうか一話だけでは判断しないでいただきたいm(__)m  一話だけでわかる人にはわかるのではないでしょうか……。察する人は察するはずです。この小説がいかに興味深く、テンプレートではないのかを。

 あまり詳しいことを話してしまうとネタバレになってしまうのでできないのですが、一つ言えることは素晴らしいストーリー構成だということです。

 登場人物である堀間 リンの可愛さを醸し出しながらのミステリー感あふれる展開の数々。

そこに追加されるラストの意外性がこの小説をより一層際立てています。

誰も予想しなかったラスト、ではなく――『あり得ないと思っていたラスト』管理者にはそういった風に感じられました。IQ豊富と言われているレオナルドダヴィンチもびっくりのラストです。

当然ながら、これはなかなかできるものではありません。

まず、作者というのは自分の作品を読者目線で見ることが苦手なのです。

そこまでできるのはプロの作家や熟練の達人レベルです。

だから読者の予想を覆す展開を作るのは難しいのです。

それをあっさりとやってのけているSIRO様は小説家になろうでも上位の力の持ち主だといえるでしょう。 最後に、ストーリーもさることながら、特に際立ったのはその描写能力です。

管理者が感激した描写としては、細かな風景描写もしていないのにしっかりと頭の中に風景が流れてきて情景をつかみやすかったというところです。

決して描写が雑というわけではございません。

ただ必要最低限の描写だけですべてを伝え、文章がクドくならないようにしているのです。

描写なんてものは追求するといくらでも深く書くことができます。

しかし、深く書けば書くほどその作品のくどさは増していきます。テンポが失われていくからです。

その点学園ものであるホルマリン漬けの銃弾は多少なりとも有利だったのかもしれませんね。なぜなら、読者のノスタルジーを刺激することができるからです。

この日本に住んでいる以上ほぼ100パーセントの人が学校に何か知らの思い出を持っています。

学校という一言である程度の校舎が脳裏をよぎるでしょう。 SIRO様はそれを利用しているのです。

一から学校を説明するのではなく、すでに存在している学校をイメージとして使ってもらう。

現代ものに関して、この方法はとても画期的なものであり、上級なテクニックだと管理者は考えています。 とても興味深い作品ですのでみなさん、ご一読お願いします(^▽^)/

ホルマリン漬けの銃弾

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