『圭人君の異星生活―小説家になろう』web小説紹介サイトラノプロ

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《作品タイトル》

圭人君の異星生活

《作品情報》

作者“剣乃 和也

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あらすじ

父親の再婚がきっかけで何故か異星人になってしまった九曜圭人(くようけいと)
異星での生活に戸惑いながらも自分達よりも進んだ『先進国』で様々なことを学びながら、友達が行方不明になった『世界同時隕石事件』の真相へと迫ります。

離れ離れになった仲間達は再び会えるのだろうか?

なろうで一番独創的で尖っている小説はこれだ!

ジャンル

宇宙〔SF〕

キーワード

残酷な描写あり  スクールラブ 日常 青春 ホームドラマ ミステリー 近未来 SF コメディ 面白 ユートピア ギャグ 学園 未来 OVL大賞5

掲載日  

2018年 01月03日 17時59分

《第一話特別掲載》  

 ケイオンと言う都市がある。

 銀河系リガルティアの辺境にある小さな田舎都市で人口は百万人はいる。

 リガルティアの主要国家『ニューガン皇国』の地方都市でもあるので活気に溢れた地方都市でもある。

 街の中心街には芸術的な建物が並んでおり、その全てが有名なデザイナーにデザインされた店でもある。

 中には地球では作ることも難しそうな建物や芸術的過ぎて機能性が気になる建物はあるが、それはそれで宇宙の建築技術の高さがうかがえる。

 日も暮れて帰りのラッシュが始まリ始めており、色とりどりの空飛ぶ自動車のテールライトが繁華街の通りを彩る。

 そんな車列に負けじとハロ装置と呼ばれる立体ホログラフィのようなお店の宣伝看板が所せましと浮かび上がり、町の通りを華やかに飾る。

 空中に浮かび上がるネオンはそれだけで町を猥雑に華麗に彩って絶妙なコントラストを描く。

 中には明らかに風俗といったお店のネオンもあるが、帰り道を急ぐ車の中にはそういったお店に入っていく車も少なくない。

 そんな繁華街の中に小さな緑地公園がある。

 これだけ技術が発達した世界でも人は緑を求めるようだ。

 この辺は地球と大きく変わることは無く、地球には無い木々ではあったが公園を緑で覆っており、中には人口の池もあり、近所のおじさんが散歩しているのが見られる。

 そんな公園の水辺を一人の女の子があるいていた。

 高校生ぐらいであろうか?

 大人びた容貌でかわいいと言うより綺麗な顔立ちであった。

 その綺麗な顔にうっすらと化粧を施し、派手な服を下品では無い程度に着こなしている。

 彼女は繁華街で食事をした後、遊びに向かう予定である。

 彼女の名前はエリナと言い、ケイオン市にあるシムラー学園に通っている17歳の少女である。

 だが、彼女には一つだけ問題があった。

(あのくそじじい! ねちねちと文句言いやがって! )

 彼女は日頃の態度が災いして、先生から延々とお説教を食らっていた。

 課題の提出が遅い、遅刻が多いと言う所から始まって、何故か宇宙の真理について延々と言われ続けていた。

 そのため、本来夕方5時に遊びに行く予定が7時になってしまった。

 終わると同時に恋人であるジョナサンに電話して急いで向かった。

(待ち合わせは確か湖の将軍像前よね? )

 エリナは将軍像に向かう。

 するとすぐに相手を見つけた。

(居た! )

 目的の相手が見つかったので手を上げる。

 向こうは手元の端末に夢中でまだ気づいていない。

 どうもゲームに熱中しているようだ。

(しょうがないわね……)

 仕方ないので彼の側に向かう。

 ここでふと彼女の中でいたずら心が浮かんだ。

(こっそり後ろに回って驚かしちゃえ♪ )

 すぐ近くまで近付いても気づかない恋人を驚かそうとベンチの後ろに回るエリナ。

 ベンチは湖に向けてあるので後ろはただの草むらだった。

 音を立てないように慎重に彼の後ろに回り込む。

(さて♪ どうしてやろうかしら♪ )

 うきうき気分で考えるエリナ。

 件のジョナサンはいまだに気づいておらず、真剣な顔で手元の端末を操っている。

 そんなジョナサンを驚かそうとエリナが身をかがめたその時だった。

べちゃ

 うきうき気分のエリナは自分の背中に唐突に何かを感じた。

 例えるなら誰かが

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ! 」

 反射的に大きな悲鳴を上げる。

 その悲鳴に気付いたのか端末に夢中だったジョナサンがベンチから飛び上がって後ろを振り向く!

「エリナ! 」

 ジョナサンが大切な恋人の名を叫ぶと同時にいきなり拳を振るう!

 その拳はエリナの後ろに居る人物に向けられていた!

 だが……

スカッ

 

 驚愕するジョナサン。

「何だ! こいつは! 」

 それから何度も拳は振るうのだが、ことごとく空振りになる。

 仕方がないのでジョナサンはエリナを道の方に引っ張りだす。

 すると、ようやく件の人物が離れた。

「こいつは一体……」

 ジョナサンは恐怖に震えた。

 目の前に居るのは黒髪の少女だった。

 ショートカットの黒髪で暗がりなので肌の色まではわからない。

 だが薄ぼんやりと光っているように見えた。

 何よりもぞっとするほど顔が綺麗な美少女だった。

 ジョナサンは少女に身に覚えが無い。

 だが、彼女の着ている制服には身に覚えがあった。

 彼が通っている学校には4つの寮があり、その内の一つの紋章であった。

「アイザック寮の奴か! 」

 ジョナサンが叫ぶと同時にエリナが呻く。

「うう……」

「エリナ! しっかりしろ! 」

 腕の中でエリナはぐったりしている。

 顔は目に見えて青くなっており、首筋には二つの傷……まるで吸血鬼に噛まれたかのような跡が付いている。

「まさか…………」

 目の前の少女はやがてうっすらぼけていき、霧のように消え去った。

 後には二人の男女しか残されていない。

 やがて、悲鳴を聞きつけたのか、公園に居た人たちが集まってきた。

「誰か救急車を呼んでくれ! 早く! 」

 ジョナサンの叫び声を聞いて慌てて何人かの通行人が電話をかける。

 これが地方都市ケイオンを震撼させる吸血鬼事件の始まりであった。

《感想》

2018年の1月ごろから小説家になろうで活動を始めた剣乃和也さん。

活動を始めた当時の活動報告では初心者ですと明言していますので、この小説の第一部はほぼ処女作といった感じなのでしょう。

まだまだ書き始めの初心者にしては、世界観の描写に独特な雰囲気を持ち込むことができていて、『才能』というものがあるのではないかと思いました(^▽^)/

ただ、行動の説明が少したどたどしいうえ、作品のテンポが良くない……とまでは言いませが文章の連続性に違和感を感じます。

物語が進むにつれて行動説明に関してはコツをつかんでいっていますが、文章のつながり方が今でも発展途上といった感じですね(;’∀’)

まずは文末を頻繁に変えてみることから始めてみると良いと思います( ^)o(^ )

これから小説を書き始めようと思っている方は、ぜひ初心者として乗り越えるべき目標に設定してみてはどうでしょうか。

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