小説家になろうのレビューの意義や効果について考察してみた(パート1)
実は管理人は質問箱という物をやっていたりするのですが、先日その中に
レビューの意義ですか。
これは難しい検証になりそうですね(‘◇’)ゞ #peing #質問箱 https://t.co/fds2jJxpap— バミトントン@おすすめweb小説紹介サイト運営 (@ranopuro) 2018年9月23日
(ロードに手間がかかる方のために一応画像を張らせていただきますm(__)m)
そもそも小説家になろうのレビューには多くの疑問点が存在しています。
かくいう管理人も、一般人と比べればよく小説家になろうのレビュー欄に投稿を行っている方ですし、正直レビューというものがどれだけの効力を発揮してるのか、作品によってその効力はどれだけ変化するのか、といった疑問がないわけではありません。
面白いことに、レビューって結構作品によって効力が変わってくるみたいなんですよねー。
ということで、今回の記事では小説家になろうのレビューについて、その意義と効果を調べていこうと思います。
知っているようで誰も知らない。
レビューの意義とその効果
小説家になろうにとってのレビュー
「レビューの意義」という議題を扱う以上、小説家になろうが明言している『レビューについて』を参考にしなければなりません。
小説家になろうマニュアル
かなり常識的な話ですが、小説家になろうには一応マニュアルというものが存在します。
その中の一つに『レビューについて』というページがありますので、今回はそちらも利用しながら考えていきましょう。
ちなみに『レビューについて』のページには下のリンクから行くことができますので、興味のある方は是非見てみてください。
小説家になろうマニュアル『レビューについて』
小説家になろうにおける「レビュー」機能は、作品の推薦文や紹介文を投稿する為の機能となります。出典元:レビューについて
早速ですが、小説家になろうのマニュアルには上のようなことがまず最初に書かれています。
ちなみにレビューの意味を複数の辞書で調べてみると
レビュー[review]
批判。評論。出典元:明鏡国語
レビュー
1.再調査。再検討
2.批判記事。文芸・技能などに関する評論。論評。また、評論雑誌。出典元:大辞泉
レビュー
評論。とくに、書評。出典元:例解国語辞典
的なことが書かれていました。
小説家になろうにおいてのレビューもほかの商品レビューと大して変わりがなく、評論を行う場という認識で間違えはなさそうです。
逆に言えば、必ずしもプラスの意見を述べる場ではないということでもあるのでしょうか(‘◇’)ゞ
レビューシステムについて
続いては小説家になろうそのものに実装されているレビューシステムについてお話しさせていただきます。
誰でも知っているように見えて、意外と知らない新事実なのですが、レビューページの一ページ当たりに表示される総レビュー数はわずか10個です(笑)
実際読まれるレビューは一ページ目が一番多いと思いますので、レビューの効果をフルに発揮することができるのは、実質一ページ目に表示されているわずかな間だけだと言えます。
とはいえ、レビューはそう毎秒投稿されているものではありませんから、よほどのことがない限り一瞬で2ページ目に飛ばされてしまうということはないでしょう。
レビューの効果を発揮できる条件
続いて調べていくのは、レビューに秘められた効力についてです。
ここはいちいち調査方法を伝えながら、調べる過程や計算すべてを記していくのがあるべきラノプロの姿なのだと思いますが、あいにく今回に限っては不確定要素が多すぎます(‘◇’)ゞ
なので思いついた限りの可能性を提示していこうと思います。
ジャンルによって効果が変動する
これはハイファンタジー作品が圧倒的な勢力を保有している小説家になろうだからこその現象だと思うのですが、レビューが記入された直後に反応が出やすい小説は、ハイファンタジー作品やVR作品などの現実世界が舞台ではない小説になります。
ローファンタジー作品や現実世界〔恋愛〕作品はレビューが記入されてからの変化が少ないみたいです。
重要なのは時間帯
小説投稿を行ったことのある方ならわかると思うのですが、
小説家になろうは時間帯による人口の差が非常に大きいです。
有名な過疎りやすい時間帯は、深夜2時から5時の間ごろですね。
この時間帯にはほとんど新たなレビューは届きませんし、そもそも小説家になろうを利用するユーザー数も少ないため読者数も少ないです。
レビューは見られる時間帯に書かれるのが最も効果が出やすいといえるでしょう。
ちなみに0時に書かれたレビューは、一ページ目に表示されている時間が長くなるからか、その日一日を通して作品へ影響を与えやすくなっていました。
元のアクセス数も重要
これも意外と重要みたいで、それなりにアクセス数を稼げている小説と全くアクセス数を稼げていない小説とではレビューの効果に大きな差があったりしました。
これはどういうことなのでしょうか。
正直管理人も驚いているところなのですが、もともと全く読まれていないような小説は、レビューをいただいたとしても一時間あたりのアクセス数の増加量が数十程度なのに対して、日ごろから読まれている小説はレビューによる効果が絶大で、一時間当たりのアクセス数が数百、もしくは数千単位になっているのです。
本当、どういうことなんですかね(‘◇’)ゞ
アクセス数って作品の面白さを決める数値ではありませんし、原因は不明です。
結論
・レビューはいくつかの要因が重なって、はじめてその効果をフルに発揮することができる。
・レビューの意義は小説の評論を行うという部分に含まれている。
感想
今回のこの記事、間違いなく情報が不十分ですのでレビュー記事はシリーズ化して今後も続けていこうと思います。
記事本編には記入しなかったのですが、実はレビューが記入される一時間前から突然アクセス数が増えている小説があるという発見もしていたりするのですw
本気で説明がつかないので、今回はそのことについて触れませんでした。
もしかすると私たちは、まだ小説家になろうのアクセス数の仕組みを理解できていないのかもしれませんね。
公表されている以外にも何らかの謎が潜んでいるとしか思えません(‘◇’)ゞ