『ネコと転移―小説家になろう』web小説紹介サイトラノプロ

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《作品タイトル》

ネコと転移

《作品情報》

作者“やまたけ”

 

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あらすじ

ゲームもしないラノベも読まない主人公。ゴブリンどころか勇者も知らない、パーティって何かも知りません。そんな音楽好き旅好きのフリーター山辺健人が、車に轢かれそうになった野良ネコを助けて死んだら、魔法が使え魔物がいる異世界に来てしまった。そしたらネコも手助けしたくてやってきた。何の能力も持たないただの人としてやってきてしまった異世界で、二次元知識のない健人はどうなるのか? そしてネコに一体何が出来るのか?

ただの音楽好きで旅好きのフリーターと野良ネコが、異世界に転移したらこんなんなった、そんなお話です。長編になりそうなので、まったり読んでもらえれば幸いです。

ジャンル

ハイファンタジー〔ファンタジー〕

キーワード

R15 残酷な描写あり 異世界転生 異世界転移  冒険 ラブコメ ファンタジー 魔法 異世界 OVL大賞5 フリーター 男主人公 音楽 恋愛 魔物

掲載日  

2018年 06月30日 23時06分

《第一話特別掲載》  

 ある日のバイトの帰り道。今日は残念ながら、さっきまでバイトしていた居酒屋で賄いが出なかった。店主が忘れていたらしい。たまにあるからまあしゃーない。次回行ったら2日分貰うつもりだし。

 そう考えながら家路につく彼は山辺 健人たけと。24歳。フリーター。身長は170cmよりやや高めのやせ型で、でも毎日筋トレは欠かさないので痩せマッチョという感じ。短めに切りそろえた黒い髪に黒い瞳は日本人の特徴そのまま。趣味を考えれば染めててもいいはずなのだが、黒髪は彼のポリシーらしい。

 特段彼は社会人になれなかったわけでも、社会的責任から逃げたいわけでもない。旅行したり趣味の音楽活動をしたいが為に、今まで計30個程度のバイトをしながら生活している。現在も朝はバーガーショップ、昼からはCDショップ、夕方からは飲み屋でバイトを掛け持ちしている。バイトの経験は多岐に渡る。

  特に将来の目標もない。今の生活なら社会的責任も必要ないし、彼女は今はいないので結婚も考える必要がない。友達は既に所帯持ちで一戸建てを買ったとか言っていたが、まあ幸せなら良かった良かった、と他人事である。彼は既に実家を出て、アパートで一人暮らししながら、バンドメンバーとたまにライブやったり、貯まった金で海外旅行に行ったりする。自由気ままにやりたいように生きている。それが出来るからフリーターをやってる訳である。

 そんな彼だが、脳天気なようで実は責任感と正義感が強いので、バイト先でも彼の人望は結構厚かったりする。実際何度か正社員のお誘いも貰ってはいたが、彼はそれを全て断っていた。

 そして今日もいつものようにブルートゥース接続のイヤホンで、今度のライブで演る予定の音楽を聴きながら、帰宅の途についていた。彼のパートはドラムだが、一応オタマジャクシは読めるし書ける。コードも理解出来るので、簡単なギターやキーボードなら弾けなくはない。でも一番好きなのはドラム。今聴いているのは以前スタジオで録音した新曲と、とあるメジャーバンドのコピーだ。コピーはたまにアレンジして曲調を変えたりして遊んだりもするし、それをライブで演ったりもする。音の修正や他のメンバーのミスがないかチェックするのは、彼の日常の一つだった。

 賄いがなかったから晩飯のチキンのタルタル弁当をコンビニで買いに行かねば。「ふんふ~ん」と鼻歌交じりで、駅から降りて歩いていた。家までは駅から10分程度。自転車より歩きのほうが好きだ。音楽聴きながら歩くのは趣味みたいなんもんだしな。

 既に夜11時に差し掛かろうとしていたので、街灯が連なって暗い歩道を照らしていた。遅い時間だからだろう。車の往来は少ない。歩道を行き来する人も今はいない。

 その車道の横の歩道を音楽を聴きながら歩いていると、突然自分の目の前から白い猫が車道に飛び出すのが目に入った。

「やばっ! 」と叫んだ。飛び出してしまった猫も自分が車道に出てしまい、しまった、と思っているのか、すくんだように車道の真ん中て立ち止まってしまった。

 そこに一台の車が走ってくる。彼は咄嗟にガードレールを飛び越え、猫を助けるべく飛び出していた。何とか猫を抱き抱える。

 しかし、車はかなりのスピードで走ってたため止まれない。「チィ! 」逃げられない彼がその場で蹲ると、「ドン!」という大きな音がした。そこでようやく車は止まった。それと同時に彼はゴロゴロと転がった。

 ああ、俺轢かれたんだろうな。何故か不思議と冷静に彼はそう思った。

 死んだかな? 猫は多分無事だろう。不思議と痛みを感じないな。ああ、次回のライブどうしようか? チケットまだ捌ききれてないや。てか俺の代わりのドラム、あいつら見つけられるのか? 死んだかも知れないのに、凄く冷静沈着にそんな事を考えていた。

 そして、ゴロゴロそのまま転がって、木にぶつかった。

《感想》

猫も一緒に異世界転生ですか。

発想としてはなかなか面白いと思います(^▽^)/

擬人化させて、ヒロインにしているあたりはセンスを感じますね。

この小説はおそらく作者さんの初投稿作品であろう異世界転生小説です。

しっかりとオリジナリティを作っているうえ、作品のテンポなどもよく作られていますが、戦闘シーンなどの目まぐるしく状況が変化する場合の描写が少し苦手見たいですね。

次回作以降から非常に期待できる作者さんだと思いますので、今後も注目していきましょう(^▽^)/

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