『伝説の継承者 〜腕力も魔力も最高になった俺〜』ラノプロ

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《作品タイトル》

伝説の継承者 〜腕力も魔力も最高になった俺〜

《作品情報》

作者“ロンドンユナイテッド”

 

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あらすじ

現実世界で馴染まなかった俺は、突如トラックとの衝突で即死してしまう。
そして、目が覚めたら、異世界に転生してしまっていた。
そこでは、父親が過去に魔王を倒した伝説の勇者で、俺はその血を引き継いでいる。
しかも、魔法がからきしダメな父親と違い、俺は魔法の方も桁外れのようだ。
レムと名付けられた俺は、今度こそこっちの世界ではうまくやってやる。

ジャンル

ハイファンタジー〔ファンタジー〕

キーワード

R15 異世界転生  オリジナル戦記 チート ハーレム 学園もの 戦争 殴ってよし撃ってよし ちやほや 無双 異世界

掲載日  

2018年 10月31日 22時13分

《第一話特別掲載》  

「おいおい、またあいつ来てるぜ」 「なんか日本語じゃない本読んで……見せつけてるのかな?」

  「はいはい、俺たちはどうせバカですよ」

「どうせ私たちを見下してるんでしょ」 「本当に嫌味ね」

 これは、いつもの授業風景である。

 母親がうるさいため、家よりマシかと学校に出てきて読書をする。

 それが、クラスメイトには嫌味に見えるらしい。

 まぁ、お前たちを見下していることだけは本当だけどな。

「おい、お前。 やる気がないなら帰れよ」

 クラスのいわゆる不良と呼ばれる人種が、話しかけてきた。

 その喋り方には知性を感じないが、だからこそ暴力に訴えてくるかもしれない。

 俺は、できる限り相手を挑発しないように答えた。

「なんだよ。 どこにいようが俺の勝手だろ」

「あぁ? 何調子乗っちゃってんの? なぁ、お前ら聴いたか?」

「おいおい。 たけし、言われてんじゃねえか」

「どうする? やっちゃうか?」

 武と呼ばれたリーダー格の他に2人。

 群れなきゃでかい声も出せないくせに。

「……帰ればいいんだろ?」

 くそっ、声が震える。

 こんなはずじゃないのに。

 俺は、立ち上がってカバンを持つ。

 そして、武たちの横を通ろうとした時、止められた。

「おい、まてよ。 お前、調子に乗ってないか?」

 武が、俺の肩に手を置いて睨んでくる。

 くそっ、誰か助け……てくれるわけもないよな。

 まぁいいか。 ちょっと殴られて、金を取られたら終わり。 簡単だ。

 俺が殴られたぐらいで、心配する奴もいないだろう。

「ちょっとやめなさいよっ!!」

 甲高い声で静止が入る。

 誰だろう。 女子だが……残念ながら、クラスメイトの顔はいちいち覚えてはいないし、わからない。

「あぁ。 なんだよ。 委員長はこいつの肩持つのか?」

 武が苛立ちを隠すこともなく言い放った。

「違うわよ。 そんな奴……殴るあんたが可哀想じゃない」

 はっ?

「ぷっくくく。 はははっ。 そうだな……そりゃそうだ。 さすが委員長、いいこと言いやがる」

 くそっ。 俺はこんな女にまでバカにされるのか。

 端っこの席のあの陰キャにまで笑わっていやがる。

 許せねえ。 けど、今ここでことを荒げる方がバカだろう。

 よし、俺は冷静だ。 落ち着いている。

「つぅわけだ。 天才くん。 帰っていいぞ……え? お前泣いちゃってるわけ?」

 くそ、なんでだ。

 涙が止まらない。

「あー。 天才くんかわいそー」 「いいんだよ。 どうせあいつだって俺たちをバカにしてるんだから」

「そうだな、おあいこだな」

 みんな、好き勝手言いやがる。

 授業中だってのに、教師も何も言いやがらない。

「くそっ」

 俺は武の肩を振り払って、逃げるように走った。

 今更、家に帰るわけにもいかない。

 どこへ行こうかあてもない。

 だが、走るのをやめたら、自分が抑えられなさそうだった。

 あぁ、あんなクズどものいない世界に行きたい。

 俺は、そう願いながら走っていく。

 周りを見る余裕はなかった。

 だからこそ、気がつかなかった。

 交差点に差し掛かっても警戒することはできなかった。

 高速で接近するトラックに。

 ……どうして、こんな見渡しの悪いところで、徐行をしないんだ。

 これだから、俺以外の人は愚かなんだ。

 薄れゆく世界の中、最後まで、世界中がバカバカしく見えた。

《感想》

ここまでテンプレを貫いた小説はなかなか久しぶりに見ることができました(笑)

最近のなろうでは一周回ってテンプレ異世界小説が消滅してきているのである意味この小説は絶滅危惧種なのでしょう。

小説のテンポは素晴らしくいいんですけどね。

ただ逆にテンポをよくすることを意識しすぎている感じがどうしても否めませんでした。

読んでいて

「ん、どうしてこうなったの?」

と違和感を抱くシーンが時々出てくる感じです。

確かにweb小説では初動が重要なうえ、最初から面白いシーンでつながなくてはいけませんが、そこまで急ぐ必要はないと思うのです。(あくまで自論です)

初動を早く! と言っても、風景描写や心理描写を厳かにしてよいというわけではありませんから。

さらに描写を加えて、初動に勢いをつけるためにもう少し構成をいじってみたらよいではないかなーとバミトントンから適当な一言です(笑)

そうはいったものの、ギャグシーンなどでは不覚ながら結構笑ってしまいました。

鋭さのあるギャグが多いので、センスがありそうです!

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